バンクーバー冬季オリンピックも終わり、あれよあれよという間に3月になりました。各地で梅の花が満開、あるいはもう花が終わりかかっている木もあるようですね。
先日、ホームセンターで可愛らしい子犬や子猫たちを見てきました。犬と猫には純粋種と雑種という呼び方がありますが、ある動物学者の言葉を借りれば、雑種と呼ばれる個体が本来のナチュラル種であって、純粋種とは人が作り出した種類であるということになります。選択繁殖を繰り返すことによって、特定の目的にかなうタイプの種類が同定されてきたわけです。そこで、それぞれの種類によって、気質が異なることは当然のことです。これから犬や猫と暮らし始める予定の方は、いきなりペットショップに出向き姿形だけで判断するのではなく、事前に種類ごとの特性をよく調べること、できればその種類の犬や猫がいるご家庭やブリーダーさんのところで性格についてよく学ばれることをお勧めしたいと思います。また、純血種には遺伝子的に近縁であるが故に発生しやすい病気があることも知っていなければならないでしょう。
そういえば、もうすぐみんなを楽しませてくれるソメイヨシノという桜は、一般に種ができない特性をもち、人間の手によって以外に広まる手立てがないということだそうですね。全国のソメイヨシノは一般的に他の台木に接木をして育ったものや挿し木、植え替えによって増やされたものなので、人間と切っても切れない関係にあり、人の手によって広まっていったとされています。全てのソメイヨシノは元をたどれば同一の一本に繋がり、全てのソメイヨシノが一本のソメイヨシノのクローンとも言えるそうです。これが全てのソメイヨシノが一斉に咲き一斉に花を散らす理由になっているとのことですが、特定の病気にかかりやすく環境変化に弱い理由ともなっていると述べられている説明を読みつつ、人が長く関与してきた生き物の健康を守る責任は人が背負うのだなと改めて感じたしだいです。良いお花見シーズンをお迎えください!
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